少女と革命と、そして世界と・・・

どもども、またもや放置プレイとなってしまいしました。
久方ぶりの更新です。


で、タイトルでおわかりいただけるかもしれませんが、あの作品のボックスを手に入れました。
そう、『少女革命ウテナ』です。
取り敢えずは前編なので、24話まで。黒薔薇編まで収録されていました。
今見ても、いや、今だからこその発見が色々とありますね。
それに、まだまだ色褪せない魅力が満載ですよ。
当時、私的にはエヴァよりもウテナの方が好きでした。まあ、今でもそうですが。


改めて見ていて感じたのは、初期のアンシーは恐ろしい子だということ。
黒薔薇編まででも、まだまだアンシーは怖い子なのですが。
そして、ウテナを見ていると、こう、気持ちの良い真っ直ぐさを感じて嬉しくなりますね。
脇を固める面々も、それぞれに傷を抱え、歪み、それでも懸命に生きていこうとする姿。個性の良さも相変わらずですよ。
今後どうなっていくか。それがわかっていながらも、後編が楽しみで仕方ないですよ、ほんと。


十数年振りにこの作品を見て、ウテナという存在の自身にとっての大きさを感じたような気がします。
なんてかね、世界と自分の在り方、接し方を教わったような気がしているので。
とはいえ、その教わった事を実技できずに、今はグニャグニャした日々の中に埋没しているのですがね。


世界と自分と、その世界を変える方法。
世界を革命する力。
くだらない絵空事を撒き散らしながらも、一つの世界観、哲学的な何かを訴えてくる。
そんな気がする作品です。
後編が届いたら、改めて文章として纏めてみたいところ。
永い永い時間を掛けて、一人の少女が救われるまでの話について。