久方ぶりにアニメの話でも・・・

どもども、久方ぶりに更新です。


本当なら、言いっぱなしになっているグレンラガンの事を終わらせたいところなのですが、まだ最終話まで見ていないので今回はパスです。じゃ、何についてかと言えば、「キスダム」について。


ずぅぅぅぅぅっと気になっていたんですが、見ていなかったので一話から最後まで一気に見ました。
途中、アレな感じの噂話を聞いていたのでどうなる事か?と思ってたんですが、見終わってみると、結構好きなアニメですね。
まあ、人様に自信を持っておすすめできるほどじゃないですが。
で、この作品について、見た人にしかわからないような感想を書きます(笑


掴みの一話、二話は問題ないんですが、三話四話はネットで騒ぎになっていた通り、アレな感じでしたね。
私的には、三話前半と四話後半を繋いで、ひとつの話、ってなふうに感じました。
その近辺の製作現場に何があったかはわかりませんが、苦肉の策としてのあのふたつの話、スタッフの皆さんは断腸の思いで作成されたのかもしれません。
そして、この二話を使ってひとつの話、ってのが最終的な皺寄せになってるのかな?と思う部分も。


これ以降、ストーリーとしては問題なく進んでいきましたので、その点では特には。
作画についての話を出せば、途中、キャラクターの顔がグニャグニャしてるところはありましたが、最近じゃ珍しくもないので許容範囲ではないかと。
テーマとして、死とか生とかのニュアンスがあるんですが、見てる限りではそんなんよりも主人公の「俺の女を殺した復讐をしてやるぅぅぅぅ」てな部分が強すぎて、その点が霞んでたのがちょっとねぇ。
この主人公の何が凄いって、最後の最後まで人類とか仲間とか関係なく、自分の女の為に戦い続けたあたりだわね。


なんだけども、気になる事もある。
死んだと思っていた女が生きていて、再会シーンで他の男と裸で抱き合ってる、ってな衝撃な場面だってのに、あいつはね、女が生きていた事に狂喜して、重要な部分への突込みがさっぱりなかったのよ。
私はてっきり、女生きてた⇒嬉しい⇒良く見たら裸で他の奴と⇒てめぇ、ぶっ殺すぞ!って展開になると思ったんだけどね、そうじゃなかったよ。
ここ、ちょっと残念。
ま、女の方は記憶喪失だったわけですがね。


そしてですね、最大の謎が最終話になって明らかになります。
てか、最終二話あたりは結構グダグダな感じなんですがね、まぁ、それはいい、この際は。
さて、ここで少し登場人物の紹介を(今更)しましょうかね。


・哀羽 シュウ:主人公 女の復讐しか眼中にない熱血漢、でも意外と良い人
・流姫那 由乃(るきな ゆの):一応ヒロイン? 直に死ぬ ってのに存在感は強い
・七生 愁(ななお しゅう):シュウの友人兼ライバル 腹黒かと思いきや、中途半端に良い人


ま、この三人がいれば取り敢えず説明は出来るか?
上記、抱き合ってた他の男は七生君の事です。
さて、このシュウと愁、最終話になって何故かわかりませんが、その能力がリンクします。
全話ぶっ通しで見ていた私が言うのもなんですが、どうして二人がリンクしたのかがさっぱりわかりません。
そもそも、愁の方は死んだと見せかけて生きていたパターンで出てきた曲者です。
あぁ、駄目だ。少しはストーリーの話をしないと説明し難い。


では、裸で抱き合ってた辺りから
由乃生きてた⇒シュウ狂喜⇒実は由乃は記憶喪失で、種々あって愁の事を恋人だと思ってる⇒シュウ激怒⇒二人で殴りあい⇒由乃が毒にやられててヤバイ⇒治療の為、とある施設にいく必要あり⇒敵の大群襲来⇒シュウ、かっこ良さ気に身を挺して敵殲滅⇒シュウ、死んだ!⇒愁、とある施設に行くもラスボスが大暴れ⇒由乃を海底に落とす⇒シュウ、実は生きてた⇒愁、自分の落度を悔やんでシュウを庇って消滅⇒シュウ、ラスボス撃沈⇒気付いたら、シュウはマクー空間へ⇒ホントの親玉登場⇒倒したはずのラスボスがパワーアップして再登場⇒人類ヤバイ⇒シュウ、マクー空間で親玉とバトル⇒圧倒的じゃないか、我が軍は!⇒何か、愁が生きててラスボスとバトル開始⇒いろいろあって、シュウ、つおい武器をゲッツ!⇒あれ、愁も同じ武器持ってる?⇒何か、二人同時に敵倒しちゃったyo!⇒大団円
ゴメン、ちょっとついて行けない。。。。


と言うわけです。
なんかね、一話分見逃した気分。
シュウと愁の間に何かしらの繋がりが有る、っていう描写は一切なかったはずなんですが、気付けばふたりはプリ・・・みたいなぁ。
同じ女を好きになったからなのか?そうなのか?
この辺りをも少し描いてもらえれば、面白さも変わったのかもしれないのに。変わらないかも。


で、何が言いたかったのかと言うと、「乃亜は可哀想な娘」
あれ、おかしいな。ゼンゼンカンケイナイジャナイ。
乃亜は由乃の妹で、シュウに好意を寄せるもあいつは死んだ姉にしか興味はなく、友人には姉が化け物じゃないかと責められたり、数え切れないほど死に掛けたり、と可哀想オーラが出続けていたんですよ、奥さん。


ま、詳しいところはWikipedia:キスダムでも見てね。
いろいろ書いてきましたけど、嫌いじゃないんだよ、本当に。
まぁ、残念な作品ではありましたが。